高気密高断熱住宅のクチコミ 評判 FPの家 【マクロホーム大阪】

マクロホーム大阪

マクロホーム OBのお客様からのクチコミ(評価コメント)頂きました。

夫妻、子供(8歳4歳)の4人家族です。
2009年1月に着工し、2009年6月に完成、転居しました。
注文住宅を建てたのは、家事を効率的にして育児に時間をかけるには、自分の生活動線に合った間取りの家に住むしかない、という理由からです。

【妻の側から】
私は工法にはあまり関心はありませんでした。
夫は、反対に工法重視でした。
家を建てる前には、賃貸の戸建に3年住みました。
中堅ハウスメーカーの築10年の家で、家主さんが転勤のため賃貸されていた物件でした。
1階は南北に一部屋ずつの間取りでしたが、北側の部屋が夏は暑く冬は寒くてほとんど使えず、1階は実質一部屋でした。
特に結露がひどく、窓枠の周りやカーテンがカビたり、掃除が大変で、小さかった子供達には窓際には近づかないように言っていました。
しかしその前の賃貸アパートでも結露があったので、当然なものと、たいして気にもしていませんでした。

(1)マクロホームさんとの出会い
長男の小学校は新しい土地でと決めていたものの、土地を探すのに時間がかかってしまい、建物の発注先を必死に探していました。
資料請求は数十社、実際に商談したのはハウスメーカー、設計事務所、工務店合わせて30社ぐらいになりました。
高気密高断熱、木造というコンセプトがだんだんはっきりしてきたものの、決め手がなく決めかねていたころ、私の知人が”FP”で家を建てたと聞き、インターネットで”FPとは?”から調べ、関西の工務店を検索して、当時モデルハウスがあったマクロホームさんを飛び込みでたずねました。FPの家を体感しながら、諸岡さんにお話を伺いました。

夫は工法を研究し、高性能ゆえに得られる補助金の話も聞いてかなり興味が沸いたようでした。
私はといえば、『家の中の温度が均一です』『足元が冷えないです』、『それは隙間が少ないからです』と聞いても全然ピンと来ず、
(新築ならどんな家も目に見えるような隙間はないのですから)
窓が大きくて明るい家にあこがれていたので、窓が小さい(←それは誤解で、実際はそんなことはないのですが(夫談))
FPの家は有力候補ではありませんでした。

(2)なぜFP
入学式まであと半年と迫り、発注先は高気密高断熱、木造の工法で、根気よく私の要望を聞いて間取りをつくってくれたFPのマクロホームさんとハウスメーカーの3社になんとか絞り込まれてきました。
そこから、なぜFPだったのかは夫に聞いてください。
大きな窓、という要望も、設計がんばって下さってなんとか実現できることになり、やっと夫婦の意見が一致しました。

(3)なぜ工務店
大きいハウスメーカーさんは安心感があるような気がしますが、賃貸で住んでいた家のメーカーもハウスメーカー業界の合併再編の中で、既に消滅していました。
こうなると大手ハウスメーカーと言えど、将来のメンテナンス保証などあてにならない、
それなら、社長さんが人生かけてる工務店と、担保は変わらないかと思うようになりました。

(4)なぜマクロホームさんのFP
ではFPの工務店ならどこでも同じかというと違います。
今ではその心配はなくなりましたが、当時、FPパネルの供給元が経営不安でFPパネルの無結露保証がどうなるのか、という問題が起こり、その悪いニュースをマクロホームさんはいち早く教えてくれました。
FPの家を建てたばかりだった知人の工務店はなにも情報を入れてくれなかったそうです。
私から聞いてショックを受けていました。

また、補助金は、今でこそエコ補助金として認知が広がっていますが、あれほどのハウスメーカー、設計事務所、工務店さんと話して、当時、具体的に補助金のことを教えてくれたのはマクロホームさんだけでした。
高気密高断熱をうたっている大手ハウスメーカーの営業さんからも一言もないので、営業トークをさえぎって、こちらから聞いてみたら、『あ~、あれですか~、うちでも取れることは取れますけど、手続はお客様がすることになります。また弊社が書類を整えるのに手数料が10万円ほどかかります。』

そういったあれこれが、信頼につながって納得して発注しました。

(5)それでFPの住み心地は
もともとFPの家はなにがいいのか理解できてなかった私が、実際住んでみて感じたことは、
①家じゅうの温度差が小さい
真冬の場合、4Kの蓄熱暖房機とエアコン1台では、家じゅう暖かい、というわけにはいかないものの、夏はエアコン1台で十分。1年を通じて家の中の部屋ごとの温度差が小さい。
場所により、例えば閉めきった部屋など多少温度差があるが、どこでも過ごせる程度で無駄にするスペースがない。
壁の少ない間取りなので、冬は4Kの蓄熱暖房機と1階と2階の2台のエアコンを使えば、洗面所やお風呂、階段まで暖かくなり、電気代は一番高い月で2万5000円(オール電化)程度。真夏でも1万3000円程度。

うちは寝室前の階段の踊り場を少し広くとり、ラグを敷いて、そこで子供とお風呂から上がって寝室に入るまでの時間を絵本を読んだりして過ごしますが、冬でも湯ざめしません。これはFPの家だからできることですね。

②家じゅうからっとしている
クロゼットの中が湿っているとか、風呂のマットがかびるとか、窓ガラスが曇る、ということがない。
お風呂も翌朝にはすっかり乾燥するので掃除が格段に楽になりました。
また、夏の蒸し暑い時期は家が一番気持ちいいので、外出から帰るのが楽しみです。
体調が維持できて夏バテしなくなりました。
冬の乾燥は、機密性が高いので、加湿器が良く機能し、気になりません。ちなみに寝室とリビングで1台ずつを、交互に使用してます。

③結露がないのはいいことだ
結露をものともしていなかった私ですが、引越しした後でその怖さを思い知りました。
引越はおまかせパックで、自分ではほとんど荷詰めも開梱もせず、新居に配置。やっと生活が落ち着いたころ、前の家で北側の部屋の窓際に置いていたTVボードのビデオテープを整理しようと思い立ち、半年ぶりに引き出しを開けたところ、ビデオコレクションは無残にもカビだらけでした。ビデオテープが腐るとは知りませんでした。
TVボード自体はなんともなかったので全く気付きませんでしたが、窓からの冷気がTVボードの裏側から侵入して中身をカビさせていたのです。

この、温度差が小さいこと、乾燥、無結露が、いかに快適な環境であるかは全ての季節を住んでみてとにかくよくわかりました。
FPの家は、格安の工務店などと比較すれば、それなりの買い物になりますが、今では健康が買えたと思っています。
やっとわかったFPの良さ、夫は『想定済だ。』と取り合ってくれませんが・・・。

夫の側から】
~なぜFP、なぜマクロホームさん~
①営業担当者の知識・責任感
私は間取りも大事でしたが、それ以上に、家の基本的な性能がとても気になりました(見た目がよくても実用的ではないものがたくさんあることは、服でも・食べ物でも・自動車でも同じです。)。
間取りやキッチン等の設備は後で変えられる部分も多いですが、基本性能はなかなか変えられないからです。
大手のハウスメーカーさんや、中堅どころの工務店さんは、立派なカタログや、モデルルームを用意されており、どこも百聞は一見にしかず的な説得力がありました。
また、価格を売りにしているメーカーや工務店さんも、安くて高性能だという営業トークには、かなりの魅力を感じました。
そんな中で、決め手になったのは営業担当者の知識と責任感でした。
私は、自分でインターネットや本・メーカーのカタログなどで勉強して、住宅性能に関する知識をある程度学んでいましたので、営業担当者の話を聞いているだけでは満足できず、またカタログに書いていることだけでは満足できず、かなり突っ込んだ質問や疑問を営業担当者にぶつけていました。しかし営業担当者の方がそれほど詳しいとは感じられず、いつもカタログや手持ちの営業用資料による説明、モデルルーム・建築中の現場への案内による説明、後で回答するというのがほとんどでした。うまくごまかされたことも何度もありました。そんな中、性格的に自分が「いい」と納得できないと踏み切れない私を、唯一納得させてくれたのがマクロホームの営業担当者でした。その方が社長だとは最初知らなかったのですが、営業を担当しながら、高性能な住宅に関する知識を持ち合わせていたのは、何十人もお話した中で一人だけでした。
このことは最初からなんとなく感じていたのですが、当初はなぜマクロホームを選択肢として残したかといえば、それは直感的なものでした。ただ今振り返ってみると、他の高気密工断熱を売り物にした工務店は早くからお断りしていたことからしても、私が魅力に感じた決定的なことは、住宅性能の高さと、それを説明できる知識・経験に加え、契約までではなく竣工まででもなく竣工後もずっと付き合っていこうという姿勢が現れていたからだと思います。

②誠意・信念
契約前の提案の段階でも、自信と信念と誠意を感じました。やはり、契約したら後は別の担当者に任すというのではなく、責任を持たなければいけない立場であるからこそ、できることできないことを含めて、その場しのぎの巧言令色はありませんでした。最も、無理はかなり聞いていただきましたが。

③契約してみて。
よく、契約したら態度が変わって、急に形式的になる場合があるようですが(勿論、担当者が変更になることも含めて)、それどころか、ますます信頼が増していきました。契約してから後のほうが、対応が良かったと思います。心からマクロホームさんと契約してよかったと思いましたし、今もそれは変わりません。

④住んでみて
自分がオーダーしたことのついて、こうしとけばよかったという点はありますが、それ以外は、納得しております。こうしておけばよかったという点については、その多くをアフターサービスにて解決していただいております。それもかなりお得にしていただいております。

⑤アフターサービス
今、この原稿を書いているときに、アフターサービスに来ていただいております。ついでだからということで、こどものいたずらや、当方のうっかりによる傷なんかも、直してくれてます。


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