高気密高断熱住宅 ウレタン断熱パネルで建築する 大阪の住宅メーカー 【マクロホーム大阪】

マクロホーム大阪

高気密高断熱専門工務店マクロホームの家づくり 断熱編

2023年マクロホームの断熱材強化に伴いページをリニューアル致しました。
マクロホームは2006年から20年近くに渡って高気密高断熱住宅の建物を専門に造って来ました。
工務店なので色々な断熱材を扱えるわけですが、なぜウレタン断熱材を採用しているかなど
こちらと関連する次のページで ご覧頂ければと思います。

高気密高断熱住宅とは?

高気密高断熱って?と初めて耳にされる方もいらっしゃると思いますので少し触れておきます。夏涼しく冬暖かいそして光熱費の安い家の代名詞である【高気密高断熱住宅】ですが 現在どの住宅会社でも高気密高断熱を謳い文句にしておりますが・・・実は数値による基準があります。

家の隙間を可能な限り減らし気密性能を高めたもので、一般的に相当隙間面積(C値)が2cm2以下の住宅を【気密住宅】と言い(C値)が1cm2以下の住宅を【高気密住宅】と言います。※マクロホームの気密性能は0.4cm2
気密性の違い

屋根や外壁に断熱材、開口部に断熱サッシなどを用いて断熱性能を高めたものを【断熱住宅】と言います。昔はQ値で数値も言い表しましたが現在は外皮平均熱貫流率(UA値)で表します。UA値0.87W/m2Kが最低クリアしなければいけない断熱性能ですが、【高断熱住宅】レベルでZEH基準の断熱UA値0.6W/m2K 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会HEAT20 G2レベルだと東京や大阪などの5地域場合0.46W/m2Kとなります。※マクロホームの断熱性能は0.36W/m2K
断熱性の比較表

上記の「高気密」と「高断熱」を共に数値をクリアした住宅の事が【高気密・高断熱住宅】と呼ばれます。
断熱性能G2レベルをクリア

近年すべての会社が高気密高断熱住宅だと言ってますが、そのレベルは様々です。
UA値 熱伝導率 C値と聞きなれない言葉が多いと思いますが すべて数値で暖かさがわかります。
高気密高断熱でもないのに 高気密高断熱と言うハウスメーカーに騙されないようにしなければなりません。


UA値(外皮平均熱貫流率)とは、外気に触れる外部(屋根・壁・窓・床)から、住宅の室内の熱がどのくらい外へ逃げやすいかを数値化をしたものです。
UA値は、数値が小さいほど熱が逃げにくい断熱性能が高い家となります。

マクロホームの断熱性能は施工エリアの5地域6地域においてHEAT G2とG1の間の断熱性能となります。
よく聞くZEH基準の断熱性のほぼ2倍の断熱性能があります。
各社の断熱比較についてはUA値を比較すれば判りやすいです。
■高断熱の数値(UA値)はどこまで こだわればいいのでしょうか?
先進国の断熱数値

鳥取県のUA値指標が発表されていて為になるので掲載します。
国の最低基準とZEH基準と鳥取県の推奨する3つの断熱レベルで表されています。
まずは断熱別の冷暖房削減率です。こちらは詳しく次表で解説します。
それと主要各国の断熱レベル(UA値)も掲載されています。
義務化されているUA値みたいでアメリカ0.43 イギリス0.42 ドイツ0.40 フランス0.36が最低の断熱レベルみたいです。
■断熱レベル別の電気代削減率

  • 0.32(マクロホーム)
こちらの表は断熱性能毎の電気代ですが 性能が高くなればなるだけ電気代は少なくて済みます。 例えばZEHレベルと一番下では月4,086円の差となります。
年間差が49,034円となり30年間で147万円も違うのです。

よく見ると・・・ZEHからG1レベル(UA値0.04改善)にすると1,760円電気代が安くなるのに G2(UA値0.45)3地区のG1(UA値0.39)と0.06改善しても電気代はたったの419円しか改善しないのです。
断熱性能を上げていくと断熱材を厚くしたりと建築コストが増えます。それでも追及されたい方は最高峰G3をクリアできる0.2以下を目指されれば理想的です。

結論:そこまで費用を断熱材だけに掛けたくない方は 弊社の断熱数値である(UA値0.32)辺りが建築コスト的にも電気代的にもちょうど良い断熱指標ではないでしょうか?(^^)
■断熱材だけでない 気密性との関係

A住宅 UA値0.56(G1相当) C値0.5
B住宅 UA値0.45(G2相当) C値2.0
断熱性(UA値)についてはZEH基準では少し足りなくてG3までも必要なさそう。と言う事がわかりましたが 高気密高断熱と言いますよね。

気密性が抜けていました。気密性は別のページ詳しく触れていますので
断熱と気密の関係についてのみここで解説します。
表にはA住宅(UA値0.56)とB住宅(UA値0.45)の2つの建物があります。
A住宅がG1レベルでB住宅がG2レベルなので断熱だけではB住宅が優秀なのはわかります。

そこに気密数値(C値)を逆で作ってしまった場合はどうなるのでしょうか?
例えでA住宅C値0.5とB住宅C値2.0の数字になってしまうと 電気代の逆転現象が起こります。ですから断熱性も大事ですが気密性もしっかり比べて下さいね。
ただし気密性は住宅毎に異なるので気密測定をしているかが重要なんです。
また別のページでも断熱材の種類に触れていますが マクロホームが使っている断熱材はウレタン断熱材です。
昔から当然のように使用されているグラスウールやロックウール最近ではセルロースファイバーなど
吸水性の高い断熱材は壁内結露の怖れなど長期的な断熱性維持の観点から採用しておりません。
また熱伝導率が低いので高断熱になりにくい素材なのです。(厚みが必要)
各種断熱材の透湿比抵抗比較[透湿比抵抗比較:m・h・mmhg/g]

お勧め断熱材 A
FPの家に使用している FPパネル
まだ高気密高断熱と言う言葉が知られるずーと昔の35年前から販売されている断熱材で2023年に更に原材料が変わり断熱数値が更にUPしました。
厚さ105ミリの熱伝導率0.019のパネルを壁・床・天井に採用致します。
お勧め断熱材 B  価格表はこちらの断熱材になります。
FPパネルと同じ原料のウレタンパネル ラクティ
■1棟当たりの断熱材の価格
硬質ウレタンフォームにも2種類あり 現場で吹付けるタイプと工場でボード状に作成している物があり FPパネルは後者となります。
工場製品ですので品質が一定している点は当然ですが 密度が高い分 約2倍近い断熱数値(熱伝導率)の差があります。

ただ欠点として断熱性能(熱伝導率)が高い為 価格が他の断熱材と比べると非常に効果になります。

ですから他社と比較する場合 断熱性能と断熱材の価格も加味して比較してみましょう。