高気密高断熱住宅 ウレタン断熱パネルで建築する 大阪の住宅メーカー 【マクロホーム大阪】

マクロホーム大阪

高気密高断熱について 基本編

高気密高断熱住宅一筋で19年間高断熱な建物を造り続けてきましたが、
その間断熱の高スペックと言われていたマクロホームの断熱性能も
等級7が新しく出て事により 2番目の基準となってしまいました。

この度新しく等級7を発売する事になったので 原点に立ち返り
高気密高断熱住宅とは何なのか?
どこまで住宅を断熱化すればよいのか?など基本編としてご説明したいと思います。

高気密高断熱住宅とは?

高気密高断熱って?と初めて耳にされる方もいらっしゃると思いますので少し触れておきます。夏涼しく冬暖かいそして光熱費の安い家の代名詞である【高気密高断熱住宅】ですが 現在どの住宅会社でも高気密高断熱を謳い文句にしておりますが・・・実は数値による基準があります。

家の隙間を可能な限り減らし気密性能を高めたもので、一般的に相当隙間面積(C値)が2cm2以下の住宅を【気密住宅】と言い(C値)が1cm2以下の住宅を【高気密住宅】と言います。※マクロホームの気密性能は0.4cm2
気密性の違い

屋根や外壁に断熱材、開口部に断熱サッシなどを用いて断熱性能を高めたものを【断熱住宅】と言います。昔はQ値で数値も言い表しましたが現在は外皮平均熱貫流率(UA値)で表します。UA値0.87W/m2Kが最低クリアしなければいけない断熱性能ですが、【高断熱住宅】レベルでZEH基準の断熱UA値0.6W/m2K 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会HEAT20 G3レベルだと東京や大阪など6地域の場合UA値0.26W/m2Kとなります。

上記の「高気密」と「高断熱」を共に数値をクリアした住宅の事が【高気密・高断熱住宅】と呼ばれます。

近年すべての会社が高気密高断熱住宅だと言ってますが、そのレベルは様々です。
UA値 熱伝導率 C値と聞きなれない言葉が多いと思いますが すべて数値で暖かさがわかります。
高気密高断熱でもないのに 高気密高断熱と言うハウスメーカーに騙されないようにしなければなりません。


UA値(外皮平均熱貫流率)とは、外気に触れる外部(屋根・壁・窓・床)から、住宅の室内の熱がどのくらい外へ逃げやすいかを数値化をしたものです。
UA値は、数値が小さいほど熱が逃げにくい断熱性能が高い家となります。

5・6・7地域 東京・大阪より西の本州地域のUA値の表です。
H28年基準の最低レベルUA値0.87 そしてハウスメーカーに多いZEH基準UA値0.6

高断熱と言うにはこのレベルは最低欲しいとされる断熱等級6=UA値0.46
そして最高ランク 断熱等級7=UA値0.26 と断熱レベルが分かれています。
※数値が低い方が高性能
■高断熱の数値(UA値)はどこまで こだわればいいのでしょうか?
先進国の断熱数値

鳥取県のUA値指標が発表されていて為になるので掲載します。
国の最低基準とZEH基準と鳥取県の推奨する3つの断熱レベルで表されています。
まずは断熱別の冷暖房削減率です。こちらは詳しく次表で解説します。
それと主要各国の断熱レベル(UA値)も掲載されています。
義務化されているUA値みたいでアメリカ0.43 イギリス0.42 ドイツ0.40 フランス0.36が最低の断熱レベルみたいです。
■マクロホーム断熱材のUA値レベル

■断熱レベル別の電気代削減率

  • 0.25(マクロホーム)
こちらの表は断熱性能毎の電気代ですが 性能が高くなればなるだけ電気代は少なくて済みます。 例えばZEHレベルと一番下では月4,086円の差となります。
年間差が49,034円となり30年間で147万円も違うのです。
■断熱材だけでない 気密性との関係

A住宅 UA値0.56(G1相当) C値0.5
B住宅 UA値0.45(G2相当) C値2.0
断熱性(UA値)についてはZEH基準では少し足りなくてG3までも必要なさそう。と言う事がわかりましたが 高気密高断熱と言いますよね。

気密性が抜けていました。気密性は別のページ詳しく触れていますので
断熱と気密の関係についてのみここで解説します。
表にはA住宅(UA値0.56)とB住宅(UA値0.45)の2つの建物があります。
A住宅がG1レベルでB住宅がG2レベルなので断熱だけではB住宅が優秀なのはわかります。

そこに気密数値(C値)を逆で作ってしまった場合はどうなるのでしょうか?
例えでA住宅C値0.5とB住宅C値2.0の数字になってしまうと 電気代の逆転現象が起こります。ですから断熱性も大事ですが気密性もしっかり比べて下さいね。
ただし気密性は住宅毎に異なるので気密測定をしているかが重要なんです。
★住宅ローン減税と断熱性能
令和6年より 省エネ基準を満たさない住宅は住宅ローン減税の対象外となります。
また省エネレベル(断熱性)が高い住宅ほど より高額な住宅ローン減税が受けられます。


令和6年入居・令和7年入居される方(若者夫婦の場合)

■長期優良住宅又は低炭素住宅  いわゆる認定住宅(市町村が認定する)を建てる場合
最大5,000万円(令和7年入居 4,500万円)が限度額となります。 (年末残高0.7% 13年間)


■ZEH水準省エネ住宅を建てる場合
最大4,500万円(令和7年入居 3,500万円)が限度額となります。 (年末残高0.7% 13年間)


■省エネ基準適合住宅を建てる場合
最大4,000万円(令和7年入居 3,000万円)が限度額となります。 (年末残高0.7% 13年間)


これからの住まいは高気密・高断熱住宅がスタンダードに!!!