高気密高断熱って?と初めて耳にされる方もいらっしゃると思いますので少し触れておきます。夏涼しく冬暖かいそして光熱費の安い家の代名詞である【高気密高断熱住宅】ですが 現在どの住宅会社でも高気密高断熱を謳い文句にしておりますが・・・実は数値による基準があります。
家の隙間を可能な限り減らし気密性能を高めたもので、一般的に相当隙間面積(C値)が2cm2以下の住宅を【気密住宅】と言い(C値)が1cm2以下の住宅を【高気密住宅】と言います。※マクロホームの気密性能は0.4cm2
屋根や外壁に断熱材、開口部に断熱サッシなどを用いて断熱性能を高めたものを【断熱住宅】と言います。昔はQ値で数値も言い表しましたが現在は外皮平均熱貫流率(UA値)で表します。UA値0.87W/m2Kが最低クリアしなければいけない断熱性能ですが、【高断熱住宅】レベルでZEH基準の断熱UA値0.6W/m2K 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会HEAT20 G3レベルだと東京や大阪など6地域の場合UA値0.26W/m2Kとなります。
上記の「高気密」と「高断熱」を共に数値をクリアした住宅の事が【高気密・高断熱住宅】と呼ばれます。
近年すべての会社が高気密高断熱住宅だと言ってますが、そのレベルは様々です。
UA値 熱伝導率 C値と聞きなれない言葉が多いと思いますが すべて数値で暖かさがわかります。
高気密高断熱でもないのに 高気密高断熱と言うハウスメーカーに騙されないようにしなければなりません。
その間断熱の高スペックと言われていたマクロホームの断熱性能も
等級7が新しく出て事により 2番目の基準となってしまいました。
この度新しく等級7を発売する事になったので 原点に立ち返り
高気密高断熱住宅とは何なのか?
どこまで住宅を断熱化すればよいのか?など基本編としてご説明したいと思います。