家一軒建てると住宅会社はいくら儲かるの?【マクロホーム大阪】

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家一軒建てると住宅会社はいくら儲かるの?

  • 人生で一番大きな買い物と言われる住宅購入

    30坪の大きさでも 最低2000万円くらいから 高価な家では4000万円などしますよね。

    では 住宅会社は一体いくら儲かっているでしょうか?(利益率)

    住友林業や三井ホームなどの住宅メーカーやトステム(現LIXIL)では住宅設備建材の

    メーカーしての立場も経験 工務店経営者としても20年の 住宅建築業界歴35年以上在籍した

    現役工務店社長が 建築業界の裏話をこっそり打ち明けます。

住宅会社のタイプ
ハウスメーカー(有名 大手)・・・全国展開している住宅会社(積水ハウスなど)
ハウスメーカー(ローコスト系)・・・全国展開している住宅会社(タマホームなど)
ハウスメーカー(フランチャイズ系)…エリアの販売権利を買って事業展開 ローソンみたいな感じ(アイフルホームなど)
工務店(ビルダー系)…全国展開でなく 例えば北海道だけとか中部3県のみで事業展開している数百棟の住宅会社
工務店(テーマ特化型)…設計デザインや高気密高断熱等の住宅性能に特化している小規模住宅会社
工務店(ローコスト型)・・・とにかく建材や設備はそこそこで安価コスパを追求した住宅会社
工務店(下請け型)・・・ハウスメーカーや不動産会社の分譲地の下請けを主に請け負う住宅会社
それ以外にも 色々あります。
上記にもあるように ハウスメーカーや工務店と言ってもローコスト系は利益が低く着工数でカバーし有名大手は
利益率も高いですし工務店でも地元で有名なビルダー系はその他中小工務店と比べると利益率は高い傾向です。
ですから一概にハウスメーカー・工務店と言っても事業規模や販売路線が異なると利益率が異なります。

住宅会社の粗利益とは、売上高から工事原価を差し引いた価格を言い、この粗利益から広告宣伝費や
営業利益となると ハウスメーカー等の規模大きな会社 (本社や研究所などある会社)やフランチャイズ系のように
ロイヤリテイなどが掛かる会社などは利益をその分確保しないと行けなかったり 自社で建設資材まで作っている会社では
それも含めてなのか除くのかで利益も異なるので 今回のお話は 現場単位の粗利益のお話をします。

もちろんハウスメーカー系の方が営業経費でない粗利益率が高く一般的には40%、工務店は25%程度と言われています。
また営業しない下請けのみの工務店は15%と言われているようにそれ以下の利益率はありえません。
弊社には 住宅コンサル会社のDMで粗利益リフォーム工事45% 新築住宅35%確保出来ます。みたいな広告チラシが入ります。
私も商売で住宅会社を経営しているので 利益が高ければ高いほど嬉しいのですが、世の中そんな甘いものではありません。
要は建材など安く仕入れらればいいのですが、年間10棟未満の弊社では大量購入できませんし
大工職人などの人件費を安くすれば 利益は確保できますが 良い職人は引く手あまたなので腕の良い職人さんは安くで仕事してくれません。
ハウスメーカーの場合は材料の大量購入だけでなく 当然に施工費のコストダウンも日夜考えていているのですが
仕事するのは人間なので良い単価が出ない仕事には腕の良い職人さんは来ませんので単価が安くても構わない大工さん
と言う事は 腕の良し悪し は どうなのでしょうか・・・ 弊社は毎回決まったベテラン大工さんのみを使っています。
お客様は自身に提供される価格と設備や建材等仕様(グレード)を色々比べられて決められます。
ですからお客様目線で言えば住宅会社の利益率はあまり関係ないですよね。
比較ポイントは 耐震性・断熱性・耐久性などの住宅の基本性能や 間取など設計も大きな検討材料の1つですし
キッチン・UBなどの設備のグレード・外壁、屋根など耐久性が問題になる外装材の仕様に床材や室内戸などの内装材仕様が
大きく価格に関わってきます。 住宅価格が安くても2階にトイレが付いていないとか キッチン等の変更が出来ないなんて対応されると
思いどおりに建てられる注文住宅なのか仕様の決まっている建売住宅なのか・・・自由度が下がるにつれて期待度も下がりますよね。
キッチンなどの変更ができても 定価ほど高くなっては大幅にコストが上がるので 必ず契約する前に確認しましょう。

正直にお話しすると 私の会社では新築の場合 25%の見積提示をしています。(^^)
ですから消費税別で2000万円で契約頂くと500万円が粗利益です。
その粗利益から事務所経費や会社STAFFの人件費モデルハウス維持費などを支払い会社を運営しています。
会社の健全な経営をするために利益を圧迫しすぎると会社運営できませんので業界で一般的であろう利益率を頂いています。

では利益率15%は危険とは  とAIに聞いてみると 以下のような回答が

住宅会社の粗利益率15%が「危険」とされるのは、企業の経営が不安定になり、サービスの質やアフターサービスに影響が出る可能性があるためです。
一般的に、住宅会社の粗利益率は25~35%程度が目安とされており、15%では広告宣伝費や人件費などの経費を差し引いた後の営業利益がほとんど残らない、あるいは赤字になるリスクが高まります。
1件毎の粗利益は調べられませんが、建設会社は大阪府住宅建築局に毎年の決算の内容を提出する義務があるので
倒産しそうな会社で大丈夫かな?とご心配なら調べに行けばお目当ての住宅会社の決算情報が見られる仕組みになっています。
弊社も2025年で会社設立20年間になります。直近ではコロナ初年度の際は 物件の遅れなどがあり6期前は赤字でしたが
それから6期(年)おかげさまで連続黒字化で運営しており開業当初の資本金も減らさずになんとか経営しております。(^^)
また話が脱線したので 元に戻します。(^^;)

弊社では ホームページ上で住宅価格を掲載しております。
見積価格が粗利益25%となりますので それ以上は儲けにくい仕組みなのですが、
通常 ローコスト系の住宅会社以外ではあまり正直に価格表示している所は少ないですよね。
住宅は家の大きさや平屋か2階建て・建物の形・窓の数などによって同じ仕様でも価格が異なりますし、
最近物価が上がり キッチンなどの建材の金額も半年単位で上がります。

あとハウスメーカーの場合は とんでもない金額の値引きを提示する事もありますが、
展示場単位のチーム編成になっているので 他の物件で利益が取れていれば 月や年単位のノルマにあと1棟とかになると
ノルマが掛かった1棟は利益が少なくても全体で見れるので 同じ会社で建てても金額が異なるなんて事もあります。
このように家1件の利益が一概にいくらかはわからない仕組みになっているんです。(なんじゃそれ!)
弊社は他社と競合になっても駆け引きしない(出来ない)ので 全ての人に同じ建物単価で販売しており
お金がある人から余分に取る事も 予算ギリギリの人に値引きを大きくする事もありません。
弊社の利益率はお話ししましたので それだけは正解です。

最近多いのですけど ミラタップ(旧ハウスカンパニー)など お客様価格(弊社の仕入れ原価)が
表示されている商品を選ばれた場合は25%の経費を頂く形で 弊社の責任施工で行います。

なぜ経費がいるのかと言うとお客様や職人・メーカーとの打合せ経費や納まりの検討や段取りなども弊社の仕事です。
現場で傷が入ったりすると補修や部品の交換したりする責任なども弊社が請け負うからです。

ですから弊社の場合は どんな設備や建材を選んで頂く事は自由ですが 適正利益は頂いております。(当たり前ですけど)

ハウスメーカーの場合は 例えばLIXILなどのメーカーと取り決めて100台や2,000台など大量購入するので
価格交渉をしていますので 標準仕様以外のオプション設備などを選ばれると かなり高いオプションとなるのです。

ハウスメーカーの標準仕様から変更されたい方は 初めから伝えて見積り比較しないと後で後悔しますのでご注意下さい。
まとめると お客様は住宅会社の基本性能(断熱性など)や間取・対応そして仕様のグレードで他社と比較されるので
住宅会社の利益率は関係ない。ただ仕様などと違い目に見えない職人の腕や間取なんかはプライスレスな部分ですので
注意が必要ですし、 営業マンに急かされるまま 契約を急がない事が失敗をしない最大の防御策になります。
大幅に値引きしてきた場合は 値引きありきで見積りしている場合もありますので じっくり検討する事が重要です。